2015年10月13日火曜日

映画「トゥモローランド」を観てみました




今年の6月に公開された映画「トゥモローランド」。
【ウォルトディズニーが残した、最大の謎にして最高のプロジェクト】という、ワクワクするような謳い文句につられて観てみました。



ディズニー音楽と映像の迫力に「おぉ……」と、唸りながら楽しく観させていただきました。

が、この映画。

一度だけ観た感想としては、「伏線が拾いきれない」につきます。
アチラコチラで「?」が付きまとい、それが消化されることなく終わりました。

なので、二度観てみましたよ。
すぐに忘れちゃうので、ちゃんとメモを取りながら。

しかし、一度目に浮かんだ「?」は「?」のまま。
なんとな~くスッキリ感のない感じは残ります。

でも、この映画はそれで良いんでしょうね。

「こうなんだよ!だからさ、こうじゃなきゃいけないんだよ!」と、押し付けるようなスタンスを取らず、十人十色の受け取り方が出来るように作られた映画なんだろう、というのが二度観た私の感想です。

映像を楽しむのも良し。
高揚感を味わうも良し。
そして、何かのメッセージを得るも良し。

作り手は、本当に伝えたい「何か」を作品の中に込めています。

その「何か」が上手く隠れているからこそ、これで完璧、こういう仕上がりになったんでしょう。
ストーリー性よりもメッセージ性が強い作品として観たら「ブラボー!」としか言いようがありません。

一本の映画の中に、何個も何個もメッセージが含まれているんでしょうね。

メッセージを隠しに隠しすぎちゃって、全然全く伝わらないという小説を書き上げちゃった私には、その隠しっぷりが神のように映りますとも……。

見習わせていただきます!!

色々な楽しみ方が出来るこの映画。
ちょっとおススメです。

イロハ



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