2015年8月18日火曜日

不動明王真言と不思議な縁

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不思議な縁


「縁」というのは不思議なものです。

長く続いていた関係が、なぜか急に切れてしまうこともあれば、切れるはずの縁なのに、いつまでも切れずに繋がっている場合もあります。

そんな周囲の変化を「その時の自分が立つステージによって、自分の周囲もおのずと変化していくものなんだ」と、スピリチュアル的に捉え、納得することは容易です。




しかし、「ちょっと待て。ステージが変わったのは分かった。じゃあ、いま私が立っているステージは一体どういうステージなんだ?」

と、少し考えてしまっている物書き屋です。

こんばんわ。

不思議な体験

2年前。
私の周囲が一気に変わった時がありました。

長く続いていた縁が切れ、ずっと続けていた生活がゴロリと変わっていったんです。
そういう時の縁というものは、自然に勝手に切れていくもんなんですよ。
馴染んだ生活に戻ろうかな?と、思ったとしても、どこか歯車が上手く噛み合わないように出来ている気がします。

そして、そんな時。
初めて会った方から、いきなり↓こんなものを頂きました。

はい、ドーン。

初めて呼んだタクシー会社の、初めて会った運転手さんから「不動明王の真言」が書かれているこの一枚の紙を頂きました。

手渡された紙を見て、①ビックリ。

「あなたは、コレを持っていた方がいい」
「足元に気を付けなさい」

と、言葉を添えてコノ紙をくれた運転手さんの顔は、死んだ祖父に超ソックリ!
正直、ビビりまくりましたとも。

なぜかって、死んだ祖母がいつも唱えていたんですよ、この真言。

ここで、②ビックリ。

この紙を貰うまで、祖母が真言を唱えていたことすら思い出しませんでした……。

まるで、
「ちょっと、爺さん!あんた、人間界に行って、あの子にコレ渡してきなさいよ!!」
と、祖父がパシられたんじゃないか?と、思えるような出来事でした。

この件以来、この不動明王の真言と、光明真言だけはブツブツ唱えることにしている私ですが、これを唱えているからといって、宝クジが当たることはなく、セレブにもなることもなく、現在に至っております。


不動明王 真言




のうまくさんまんだ ばーざらだん せんだー まーかろしゃーだー そわたや 
うんたらた かんまん 

激しい大いなる怒りの相(すがた)を示される不動明王よ。迷いを打ち砕きたまえ。障りを除きたまえ。所願を成就せしめたまえ。カン マン。

恐ろしい顔をしている不動明王を見ていると、「こらー!」と、怒られているような気になってしまいますが、この形相の意味は「しっかりしいや!」に近いような気がします。

不動明王の真言は、自分の未来に向かって進んでいく勇気と、迷いを断ち切る強さを授けてくれるようです。

この真言の紙を頂いた時、私はちょうど文学賞に応募する作品を書いていたところでしたので、「おっしゃ~!」と、思いながら書いたのですが……。

ええ、落選しました。
ま、「それでも負けるな!」と、励ましてくれているんだと信じています。

見ず知らずの、タクシー運転手さんから頂いた「不動明王真言」の一枚の紙が、私を励ましてくれているんですから、人生っていうのは全く面白いものです。

光明真言と不動明王真言。

古くから伝わる真言は、一日に何度唱えても良いし、小声で呟くだけでも効果があるとされています。ネガティブな思考が沸いた時や、ふとした瞬間に唱えてみるのも良いかもしれませんね。

因みに、私はお風呂の中で唱えていることが多いです。
エコーが掛かって、ちょっといい感じに聞こえてくるのでオススメです。

イロハ


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1 件のコメント:

  1. いいお話ありがとうございます。まだ小説をお書きでしたらですが、是非頑張って、人びとの心を温める小説を執筆なさってくださいね。

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