2015年8月15日土曜日

日本と海外の幽霊さん達が巻き起こす怪奇現象の温度差


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怪奇現象ファイル


我が家には、緊急地震速報が鳴ると誰よりも早くテーブルの下に潜り込む「ワンコ」がいます。

先日、寝ていたワンコが飛び起きて、イキナリ玄関に向かい吠え始めました。

「おや?誰が帰って来たんだろう?」

と、リビングのドアのガラス窓から、玄関の方を見てみると……


玄関のセンサーライトが「ぽっ」と、灯っていました。
でも、家族の誰かが帰宅した様子はありません。

その間も、ビビりワンコはリビングのドア窓越しから、玄関に向かって吠えていました。

そして、ビビりワンコが吠えるのを止めてから少し経った時。
センサーライトは静かに消えていきました。


誰か来たんですかね?
あの時。

考えても仕方がないので、そのまま放置している物書き屋です。

こんばんわ。



他にも、破魔矢が短時間のうちに三回飛んできたとか、ウチに一か月泊まっていた友人から「毎晩3時頃になると目が覚める。外の開放廊下を(ウチはマンションです)誰かがずーっと行ったり来たりしている足音がして眠れない」という話をされたりだとか、まあ色々とあるにはありますが、それが何だか分からないので放置しています。


日本の幽霊さん

さて、夏といえば「肝試しや怪奇特集」

放送される色々な怪奇番組を見て思うのですが、「ここにいるぞアピール」から始めるのは、日本の幽霊さんでも海外の幽霊でも同じように思います。

窓から覗いてみたりとか、ドアをそーっと開けてみたりとか。
蛇口から赤い血を出してみたり、鏡にそっと写り込んでみる……なんていう手も使われていますね。

そんな静かな反復行動で、自己アピールを繰り返す幽霊さん達。

そして、日本の幽霊さん達の場合。
それを延々と繰り返し続けるクセがある!
と、思うのは私だけでしょうか。

人間が、
「あ、これが原因なんじゃないか?
こうしなきゃいけないんじゃないか?」
と、推測してくれるのをひたすら待つ傾向が強いように思います。


「日本人は、テレパシーを使えるのか?」と言われるくらい、他人の言動や振る舞いから、色々なものを察知するのが得意な人種です。

通常の会話では、主語を抜かすなんて当たり前。
副詞だって使わない。
時制だって気にしない。
名詞と動詞だけで会話が成立しちゃう民族です。

その生活に慣れちゃってる幽霊さん達ですから、どうしても地味なアピールを続けてしまうのかもしれませんが、でも、なーんにも言わず、姿もあまり見せずじゃあ、いくら日本人とはいえ、察知するにも限界ってものがありますよねえ。

不機嫌な配偶者の理由を探るよりも厄介です。


海外の幽霊さん

海外の幽霊さん達も、最初はヒッソリと自己アピールをしていますが、それに気づかないと……。

これでもかっ!
これでもお前は気付かないのか!
オラ、オラ、オラ!!
と、半ば強制的に気付かされる羽目に陥ることが多いように思います。




そして、自己アピールもさることながら、思考主張がとても強い。
人間が推測しなくても「自分の目的はコレだ!」と、ハッキリ主張してくる海外の幽霊さん達。
「お前ら邪魔だ!お前ら排除!」という、シッカリとした意思表示をしてくるのが特徴的ですね。

宗教観の違いなんでしょうが、悪魔という考え方がある海外では「戦うぜ!」「負けないぜ!」という思考が、人間と霊の双方にあるような気がします。

カルシウムが足りてないのかな……と、思ってしまうのは、私だけでは無いはず。

「これかな?」「あれかな?」なんて、チンタラやっているのを見ると「きぃーーーっ!」と、なるんでしょう。少し短気なのかもしれません。


幽霊さん達の行動を比べてみる

日本の幽霊さん達が「恨んでいる」のに対し、海外の幽霊さん達は「大抵の場合、怒ってる」。

日本の幽霊さん達が「呪って精神的に追い詰めていく」手段を取るとしたら、海外の幽霊さん達は「怒り狂って物理的に攻撃をする」手段に出ることが多い気がします。

日本のポルターガイストが「お皿一枚パリーン」なら、「棚の中から、ありったけの皿がビュンビュン飛んでくる」のが海外のポルターガイスト。



感情の高ぶりに任せて、手当たり次第にぶちまけちゃっている感があります。

お風呂場で洗髪中、日本の幽霊さん達なら背後にそっと立っているんでしょうが、海外の幽霊さん達の中には、人間を浴槽の中に引きずり込んで頭を押さえてくる輩もいるみたいですから厄介です。

苦しいし。

就寝中に首を絞めてくるのは、どちらの幽霊さん達も使うメジャーな手段のひとつですね。
階段から突き落としたり、交通量の多い道路に突き飛ばしたり、身体的な攻撃を仕掛けてくる点は、同じくらいの頻度で使われる手のように思います。


まとめ

宗教観や国民性、そして番組制作者の意図が多分に盛り込まれて作られているのが「怪奇番組」だとは思いますが、日本の怪奇特集が「静」なのに対し、海外の番組は「動」。

静かな恐怖をあおってくる日本のオカルトと、派手で分かり易い海外のオカルト。
どちらの番組も視聴できるこの時代、私の楽しみは二倍になりました。

「うらめしや~」と「ガオォーッ!」



まるで陰と陽だ……と、思いながら、今年の夏の怪奇特集番組を楽しんでいます。

そして、これらの番組が真実なのだとしたら、あの世はきっと、国別に分かれているんじゃないかな?と、思う今日この頃。

どうなっているのかは、その時が来るまで分かりませんけどね。

イロハ

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