2015年8月12日水曜日

日本とニュージーランドの養育費支払い制度


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離婚理由TOP4


1位 性格の不一致
2位 不貞行為
3位 家庭内問題
4位 DV/モラハラ

昨日から、引き寄せとは関係のない記事を書いている物書き屋。
本日も、ちょっとお付き合い頂けると嬉しいです。



家庭裁判所の役割り

夫婦関係の継続が難しいと思った時。

話し合いとハンコをポンで解決する「協議離婚」でバイバイする方法と、あとあとの事を考えて、しっかり色々な取り決めをする「調停離婚」の、どちらかを選ぶ方が多いと思います。

さて、実はわたくし物書き屋。
過去に一度、離婚に向けて調停を起こした経験があります。

あの時、調停で思ったのは

「日本って、真面目に生きてると損するんだ。
やったもん勝ち社会だったんだ」

と、いうこと。

夫の不貞行為が数年間継続し、家庭が完全に崩壊していたとしても、円満解決を目指すのが調停の役割です。
それは分かっていましたが、

「小さい子どもがいるのなら、その位は我慢したらどう?」
「子どもの為を思うのなら、我慢するのが母親ってもんでしょう?」
「女ひとりの子育ては大変よ?帰ってこないならいいじゃない」

こんな言葉を投げかけられた、あの時の物書き屋。

すでに数年間我慢して、相手を信じて頑張ってきたというのに。
それでもどうしようも無くなったから、調停を申し立てたというのに。
全然家に帰ってこないから、家庭裁判所を頼ったというのに。

それでも、まだ我慢が足りないと?




日本の養育費に対する考え方

そしてさらに、養育費に関していえばもっと酷い。

「ご主人も、これから生きていかなければならないので、沢山は取れませんよ?お給料が安ければ、ほんの少ししか取れません。月に1、2万っていう方もいる。それすら貰えず、泣き寝入りしている方が沢山いますから。貰えないと思っていた方が良いと思います」

この時の調停員がハズレだったのかもしれませんが、家庭裁判所に払った印紙代を返して欲しい気分になりました。
これなら、ご近所のオバちゃんに愚痴っていた方がマシってもんです。

子を作るだけ作っておいて、あとは知らん状態の輩を守るって、それは一体どういうこっちゃ?
養育費すら払わなくてもイイ状態って、どういうこっちゃ?
そもそも、結婚って一体なんなんだ?

バカバカしい。

ただ、突き詰めて考えてしまうと、「そういう相手だと見抜けなかった自分が一番バカ」という結論に達してしまうので


ひたすら、↑この状態をキープしたアノ日の私。

あれから月日が流れたので、家庭裁判所の対応は違っているかもしれませんが、現在の日本における養育費の支払い率は20%。
残り80%は、やったもん勝ち社会を謳歌していると思われます。

お給料が安くて、貯金のない人が好き放題に遊びまくれるシステムです。


ニュージーランドの養育費

私と同じ理由で、NZに住んでいる友人が離婚しました。
そこで聞いた、あちらの養育費支払システムに驚きを隠せない物書き屋。

これが書きたくて、昨日の記事をUPしたといっても過言ではありません。

NZの支払いシステムはコチラ↓



画像が飛び出してしまいましたが、構いません。

「離婚したって、子どもは二人の子どもなんだから、ちゃんと親としての義務を果たしなさい」という意図が見え隠れするこのシステム。

ビバ!ニュージーランド!

さすが福利厚生が整っている、消費税15%国家。

物価が高いNZでは、全く足りない金額なのかもしれませんが、同じく物価急上昇中の日本で離婚したら、養育費0円がザラなんですから。

どっちが良いかは一目瞭然。

払う側は、基準に乗っ取った金額を払うので文句は無い。
貰う側は取っぱぐれない。
取り立て人員も必要なので、そこに雇用も生まちゃう。

こんなに素晴らしいシステムが、どうして日本にないのかが分かりません。
人口のせいなのか、それとも「そうしたくないからしない」のか。

少子化対策として、待機児童問題ばかりが取り上げられている日本ですが、そもそもの問題は「女性を何でも屋だと思っている社会と、そこに目を向けようとしない、古き良き日本の風習から抜け出せない脳ミソ。そして、安心して産めない環境」にあると気付いて欲しい物書き屋。



この記事が、日本で頑張っている戦うシングルマザーの力になることを祈って。


イロハ


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