なりたい自分になってないから、なりたいって思っている訳で。
そうなってたら、そもそもなりたいなんて思わない訳で。
でも、ここで挫けてはいけないと、私は物書きごっこをしながら仕事してます。
そんな私は経理人。
目の前に置いた決算書は、自分が出版した本だと思ってみる。
(だって、データー打ち込んでいるの私だし)
睨めっこしている通帳は、自分の書籍が文庫になったと思ってみる。
(だって、お金動かしてるのも私だし)
損益計算書の売上高は、自分の本が売れた数字だと思ってみる。
(だって、こう思ったら楽しくなるし)
脳内変換で社名も勝手に変更しちゃう。
その名もズバリ「株式会社あやたか」。
この会社は私の会社。
出版した本が続々と世界的なベストセラーになったから、会社一個作ったんだ。って思いながら出社する。
やってみると意外に楽しいので、どんよりする月曜の朝などにはちょっとお勧めです。
ですが、「これはどこかがズレている」と、認めざるを得ない今日この頃。
何をどうしたらいいんだろう……と、悩みながら仕事帰りにスーパーへ行った時のこと。
頭の中で何かがプチンと切れまして、物書きごっこはどこへやら、そこからはもう突然に「私は超が付くほどの金持ちだ!私の横にはビルゲイツ!」と、セレブごっこへ突入した平日の18:00過ぎ。
まあ……、疲れていたんです。
お値段設定がお高めで有名な某スーパー。躊躇いもなく、そこへGO。
普段なら、ちょこっとしたものしか買いません。
でも、この日の私は超セレブ。
買えないものは何もない。
「そういえば、鰹節が無くなっていたっけ。んまっ!この鰹節パック、たったの500円。お安いわあ」
「あら、何この食べ物。よく分からないけど、美味しそうだから買ってみましょう」
「オホホホホホホホ!」
と、心の中で叫びまくり、その日食べないであろうものまでポンポンとカゴに入れ、お会計はもちろんクレカです。
そんな私は、黒のビジネススーツに身をつつみ、ちょっと高めのヒールを履き、A4サイズがすっぽり入るバックを肩から下げています。
外側から見れば、一日頑張ったキャリアウーマン。
でも内側は
お金持ちは現金持ち歩いてないもんね~
駄菓子一個だって、クレカで買うもんね~
こち亀の両さんが言ってたもんね~
ビバ!セレブ!!
と、セレブごっこに浸り続けるいい大人。
セレブごっこでもいいんじゃないか?
と、思ったり、
私は物を書く仕事がしたいんだ!
と、思ったり。
引き寄せと妄想の狭間で揺れ動く今日この頃。
物書き願望を引き寄せられないのは、きっとこれが原因ですね。
突っ込まれる前にセルフ突っ込みしときます。
と、まあ。
今日は、良くある私の一日を書いてみました。
こんな感じで毎日「物書きになった自分」になっています。
今日もひっそり、なりたいものになりきっているそこのあなた。
大丈夫。ひとりじゃない。
どこぞの誰かに「お馬鹿な努力」と言われたって、そんなもの言わせておけばいい。
笑われていこうじゃないか。
人生は、楽しんだら楽しんだ分だけ楽しくなるんだ。
だから一緒に、楽しみながらなりきろう!
追伸
私は物書きです。物書きには締切があります。だから、このブログの締切を自分で勝手に設定しました。配信時間は毎日深夜0:00です。
イロハ
0 件のコメント:
コメントを投稿