昨日の夜から読みふけっている「聖なる予言」。
初版発行は平成8年。
世界的なベストセラーとなった「魂の冒険の書」です。
ジェームズ レッドフィールド
角川書店
売り上げランキング: 4,735
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この本を購入したのは、一昨年くらい前だったと思います。
確か、とある文学賞の締め切り日を、完全ロックオンしていた時だったような。
この本の内容も知らず、あらすじも分からず、今となっては、どこでこの本を知ったのかさえ覚えていない不思議な本です。
「Amazonで買った」というのは確かなんですけどね。
「人を生きる」ということに対し、生きている側からと死んだ側からの視点で小説を書いていたあの時の私には、「各宗教」の時代背景やら知識やらが、どデカいハードルとして立ち塞がりました。
平安鎌倉、平氏源氏、弁慶に九郎に奥州平泉!
が、大好きすぎる私は、どうしても仏教に偏りがち。
その他の宗教に関しては、ほぼ無知に近い状態でした。
ですが、たった一面からの知識だけで、「生きる」というカテゴリを書いてはいけないような気がしたんです。
クリスチャンの手も借りて、聖書やらジャンヌダルクやら、とにかく詳しく教えてもらったりしていました。
たかがフィクション。
されどフィクション。
「生きる」ことに関しての知識を集めなければ書き進めていけないと、せっせと買い集めた本の中に何故か混ざっていたんですねえ。
コノ本。
きっと無意識のうちに、「この本を購入した人は~云々」のところでポチッとしたんでしょう。
私が良くやらかす事です。
この本が手元に届いた時。
前半の何ページかは読んだ記憶がありますが、そこから先は……
なぜか読みたいと思わなかったんですよねえ。
昨日の夜まで、本の存在すら忘れていました。
でも、急に思い出したんですよ。
「あ、あの本。そういえば読んでないな」と。
あの瞬間から、今もずーっと読み続けています。
ブログの更新をウッカリ飛ばしてしまうほどに没頭中。
そして読み進めていくうちに、この本を「今」読み始めた理由が分かりました。
この本は、「読む人の時」を分かってくれる珍しい一冊です。
まだ最後までは読み切れてはいないですし、ここにレビューを書くこと自体が無粋のような気がするのでアレコレいうのは控えますが、もし、偶然のようにこの記事を読んだあなたが、もし、この本を読んでみたいと思ったのなら「この本を読むべき時が来た」ということなのかもしれません。
信じるか信じないかは、あなた次第。
ささ、これからラストまで一気に読み上げますよ~!
イロハ
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