「時間の有効活用にオススメです!
あなたの残りの日数を、デジタル表示でカウントダウン。
さあ、あなたの腕に南無阿弥陀仏」
「お坊さん必見!
木魚を何回叩いたか一瞬で分かります。もうこれ一つで大丈夫。腱鞘炎対策はバッチリだ!」
とでも言いたげなこの商品。
実はコレ
せっせと編み物をする人向けの手芸用品。
いくつ網目を編んだのか、カウントしてくれるカウンター。
Made in China.
中国にだって「南無阿弥陀仏」と、唱える宗派は残っているでしょうに。
パッケージには蓮の花と「佛」の文字。
そして、デジタルカウント……。
……もう、コレはアレでしょう。
死んだ人向けのアルバイト。
三途の川を渡るには「六文銭」が必要だと言われています。
あの世行きの船賃ですね。
「自力で泳ぐぞ!」という考えもあったように思いますが、いつの頃からか、渡し船(有料)が一般的な考え方として根付いています。
こんな小粋な考え方をしだしたのは、きっと平安時代あたりでしょうか。現在の通貨になおすと数百円程度です。
しかし、時は平成。
人口も増え、死人も増え、もう木の船じゃあお手上げ状態。
木造じゃ、メンテナンス費用がとんでもない。
汚い怖いのクレームラッシュ。
それに伴い、三途の川の船賃も3%の値上がり決定。
2017年には、あと2%上げる予定。
でも現世を生きる人々に、渡し銭UPの声は届かない。
来る人来る人、みんな握りしめるは「六文銭」
そこで考えた、あの世の人々。
上記のような求人広告を作成し、三途の川の手前で配ってる。
肉体のない君でも大丈夫。
念力で、ポチポチ押せるデジタルだ。
さあ、戻れ。
足りない銭は自分で稼げ。
なーに、簡単なお仕事だ。
カチカチカウント レッツゴー!
…………。
……すみません。
物書き屋、暴走しました。
小説のネタとしては十分なのに、ブログにサクッと書いちゃった。
本日の物書き屋の頭の中、妄想暴走はこのへんで。
おやすみなさい。
イロハ
追伸
プロット作って書いてみます。
0 件のコメント:
コメントを投稿